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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/1/21のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.3%・0.5%)、MACDを表示しています。

昨日のドル/円は東京早朝に90円25銭まで上昇し、18日の高値90円21銭を上抜けて2010年6月23日以来の高値を更新しました。
しかし、東京株式市場で日経平均が下げ幅を拡大すると、円が急速に買い戻され、89円42銭まで下落してしまいました(A)
この動きのなかで、高値は0.3%乖離のエンベロープで止められ、安値は0.5%乖離のエンベロープで止められていることが分かります。
このことは、下方向への力の方が強いことを意味しており、調整局面であることを裏付けています。

また、この動きで買い転換しかけていたMACDも再び売り環境に戻っており、調整が続いていることを示しています(B)

もっとも、その後海外市場に入ると、再び0.5%乖離のエンベロープで下値を支えられ反転に転じています(C)

本日の日銀金融政策決定会合の結果を見るまでは、調整の流れも本格化しないということでしょう。

その後はNY市場がキング牧師誕生日で休場となっていることもあり、取引も薄く方向感のない動きとなっています。

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