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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/1/17のドル円相場の考察

現在のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)ク、MACDを表示しています。

昨日のドル/円は、このところの政府サイドからの円安悪影響発言が尾を引いている感じでポジションの調整が続き東京時間午前中は上値の重い展開となりました。
正午前後では、平均足が陰転しパラボリックも売りサインとなり(A)、MACDもシグナルを下回る売り転換を示しています(B)

しかし、その後に甘利明経済再生担当相が「現在の円相場は、まだ過度な円高の修正局面にある」と発言したことを受け円売りが動きとなりました。
特に海外投機筋がこの発言に強く反応し、落としていた円売りポジションを再構築する動きを強め、ドルは一本調子の上昇となっています。

この流れで、海外市場では一時2010年6月以来の高値となる90円10銭をつけました。
その後押し戻されましたが、、NYの引けは1.7%高の89円89銭であり、一日の上昇では日本当局が市場介入を行った2011年11月以来の大幅な上昇率となっています。

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