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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/1/14のドル円相場の考察

現在のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の月足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

安倍新政権になって上昇を続けているドル/円ですが、中長期的に見た現在の位置をテクニカルで確認してみたいと思います。

月足一目均衡表では、昨年12月に遅行スパンがローソク足をクリアーに上抜け、相場がドル買いに大きく転換したことが確認できます(A)
2005年10月に売り転換して以来の転換であり、大きな潮流の変化である可能性が高いと思われます。

しかし、現状では先行スパンの雲の下限まで達してきています(B)
当面、この雲が上値抵抗となる可能性を考える必要がありそうです。
雲は徐々に下がってきますので、相場の強さを維持できれば、この雲のなかに突入し、雲のなかでの持ち合いが期待できるでしょう。

ただし、Williams%Rを見ると、既にゼロ水準まで上昇してきており、調整が入る可能性が示唆されていることから、一気に雲に突入するというよりは、一度スピード調整をしてからの上昇となっても不思議ではありません(C)

ドルの上昇が続いた場合の上値目処は、2007年6月の高値から2011年10月の安値までの38.2%戻しの水準である94円前半が期待できます(D)
この水準は2010年春の高値水準とも重なり、このときからの下落の戻しと考えた場合は、今年の3~5月くらいにこの94円レベルへの回復する可能性が示唆されているのかもしれません。

提供: FXトレーディングシステムズ
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