TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2012/11/29のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2012/11/29のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.3%)、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のアジア時間では、商品投資顧問会社(CTA)が株価先物に買い入れたことをきっかけに、クロス円がまず上昇し、これを受けて82円付近で足踏み状態だったドル/円も連れ高となりました。
しかし、上値の伸びは限定的なもので、0.3%乖離のエンベロープに上値を抑えられた形となっています(A)

安倍総裁への期待感で膨らんだ円ショートの巻き戻しや11月末が期末となる米系ヘッジファンドの多くがポジションを膨らませられないことから、このところドルの上値の重さが目立ってきています。
もっとも市場では、この3日間くらいでポジション調整が進んでおり、もう一段のドル上昇の余力が回復してきているとの指摘もあります。

DMIを見ると、ADXが低下を続けて低水準となっていることから調整局面であることを示唆しているものの、既に十分低下したとの見方もあり、反転の場合はドル上昇のトレンド再開の期待がかかります(B)

提供: FXトレーディングシステムズ
☆エンベローブとDMIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ