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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/11/28のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表MACDを表示しています。

今週に入りドル/円は、調整色が強く上値が重くなってきています(A)
ドル/円上昇のけん引役だった海外短期筋の一部は弱気転換しており、円売りポジションを若干整理する動きが出てきています。
「安倍晋三自民党総裁に対する期待一辺倒から、政策の実現性を見極める動きが出てきた」、「いわゆる『安倍トレード』は既に賞味期限が切れている」といった声も市場では聞かれます。

もっとも、これがそのまま円高への移行を意味するものではありません。
あくまで調整としての円買い戻しであり、大きなドル/円の押し目は期待できにくいように見えます。
現状での下値目処は、11月9日の安値からの上昇幅の38.2%戻しである81円40銭水準であり(B)、これを割り込んでも50%戻しの81円ちょうど水準が下値抵抗となりそうです(C)

MACDが反転してきており、シグナルと交差する兆しが出てきています(D)
このクロスが完成するかどうかで、ドルの反落が大きくなるか、又は短期に終わり再び上昇基調へ戻るのか、が判断出来そうです。

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