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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/11/8のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円は、アジア時間から欧州時間にかけて手掛かり材料がなく79円後半で膠着した動きとなりました(A)
輸入企業の買いが下値を支える半面、短期投機筋の売りが上値を抑えています。
もっとも、前日の米国株安や米金利低下のなかでも値崩れしなかったことで、底堅さを指摘する向きもありました。

NY時間になると「ユーロ圏財務相はギリシャ支援の決定を数週間遅らせる可能性がある」という報道が伝えられ米国株式が下落、また米30年債の入札を受けて債券買いが加速し米国債金利が急低下したこともあり、ドルが圧迫される展開となり、ドル/円も79円前半まで急落しました。
この動きで相場はボリンジャーバンドを下方ブレイクし、バンドウォークを形成しています(B)

MACDを見ても、欧州時間まではMACDとシグナルの交錯が見られ明確な方向性を見出せませんでしたが、NY時間の急落前にはっきりとした陰転を示しており、ドルの下落を支持する動きとなっています(C)

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