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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/11/12のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円は、米国市場が休場ということもあり、方向感のない小動きが続きました。
特に東京市場では、79円50銭近辺の小動きで、正午から午後3時までは上下の値幅が5銭にとどまるという動意のない展開でした(A)

欧州市場に入ると、ユーロ圏財務相会談ではギリシャへの追加融資承認は決定されないとの見通しが根強く、また欧州株式市場が軟調な寄付きとなった事などを材料に、リスク回避への思惑が強まってドル/円は反落する展開となりました。
この流れで東京での小動きで縮んでいたボリンジャーバンドを下抜けましたが、相場が加速する動きには繋がらず、バンドウォークも起きませんでした(B)

その後にドルは、じりじりと値を戻しており、NYの引け後にはボリンジャーバンドのアッパーバンドを突破する動きとなっています(C)
このままドルが上昇し、バンドウォークが示現するかどうかが、本日の注目といえそうです。

RSIを見るとNY時間のドルの戻りと共にRSIも回復してきていますが、まだ中立水準の域であり、このままドル高と判断するには尚早かもしれません(D)

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