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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/10/31のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日の東京時間のドル/円は、前日に日銀の金融政策決定会合を通過して市場の関心が米国の経済指標や金利動向に向かうなか、ハリケーン襲来に伴う休場を経て米国市場が取引を再開するのを前に、模様眺めムードが強く79円半ばでの小動きとなりました(A)

欧州時間に入ると、79円ミドルがサポートされた安心感からドルはゆっくりと上昇する展開となり、ボリンジャーバンドを上抜けてバンドウォークを形成しました(B)
ただし、上昇力に力強さはなく、バンドウォークもおとなしい動きといえ、上値は80円台に到達できませんでした。

このドル上昇にもかかわらず、RSIは横這いを続けており、ダイバージェンスが確認できます(C・C’)
ダイバージェンスが示唆するように、NY時間に入るとドルの反落となっています。

全般的には、明日の10月米雇用統計の発表を控え、商いは薄く、様子見ムードの強いしょうといえました。

米労働省の労働統計局は、ハリケーン「サンディ」の影響から、政府機関が2日間にわたり閉鎖されていたものの、10月の米雇用統計を予定通り11月2日米東部時間午前8時30分(日本時間同日午後9時30分)に発表するとの声明を発表しています。
ロイター調査によると、非農業部門雇用者数は前月比12万5000人増、失業率は7.9%になると予想されています。

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