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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/10/30のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間平均足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のユーロ/ドルは、東京時間では模様眺めムードが強く1.2900ドル水準での非常に小さな動きとなりました。
ただし、一昨日の海外時間では、既に価格とRSIとの間にダイバージェンスが起きており、同場の底打ちの可能性が示唆されていました(A・A’)

欧州市場のスタートに日銀金融政策決定会合で追加緩和が行われたことを受けて上下に振り回され、長いヒゲが形成されましたが、大きな流れに変化はありませんでした。

その後、スペインの第3四半期GDPが事前予想を上回る数字で発表されたことやイタリア国債の入札が好調な結果だったことを背景にして欧州への安心感が広がりユーロが上昇する動きを強め1.29ドル後半まで上昇する動きとなりました。

この動きで、ボリンジャーバンドのアッパーバンド・ブレイクが起き、バンドウォークが形成されています(B)

続くNY時間では、ハリケーン「サンディ」の影響で昨日に続き株式・債券市場が休場となったために為替市場でも参加者は少なく、欧州の流れが継続することとなりました。
また、欧州時間が終了すると、相場も調整の動きとなり1.29ドル後半で足踏み状態となりました。

バンドウォーク後半では、価格がしっかりとした上昇を続けていますが、RSIは頭打ちとなっており、相場の天井感が強まる形となっていることが確認できます(C)

提供: FXトレーディングシステムズ
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