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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/10/29のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドフィボナッチリトレースメントDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円は、79円台後半での小動きが続きました。
特に東京市場では、値動きがなく上下15銭幅の動きにとどまっています。
また、海外市場でも米国がハリケーン「サンディ」の接近を受けて、昨日の米株式市場・オプション市場が休場となり、本日の休場が続く見通しで、債券市場も取引は行われるが、正午(日本時間30日午前1時)までの半日取引となったため、為替市場の取引の薄く動きにくい状況となっています。

テクニカルで見ると、現在79円半ばに下値抵抗が出来ており、バブル・ボトムを形成しています(A)

この下値抵抗に跳ね返され、前週末の下落の調整となってドルは反発し、現状では下落幅の38.2%戻しの水準である79円80銭で上値を止められていることが確認できます(B)
この水準を上抜くことが出来れば、次の上値目処は61.8%戻しの水準である80円ちょうどあたりが視野に入ってくるでしょう(c)

DMIを見ても、ADXが下落基調にあり、先週末のドル下落に対する調整が起きていることと整合した動きとなっています(D)

提供: FXトレーディングシステムズ
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