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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/9/28のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週のドル/円は、9月末に向けた本邦機関投資家からのリパトリ(外貨建て資産売却・円買い)絡みの円買い、ギリシャやスペインのソブリン・リスク回避の円買いで、週初から一貫して軟調な展開となり78.15円から77.44円まで下落しました。
しかし、週末の海外市場で期末明けの円売り需要もあり、円は主要通貨に対して弱含みドル/円も急反発して、8営業日ぶりに陽線となっています。

テクニカルで見ると、ローソク足と遅行スパンが再び同期し始めており、この流れからは今週は横這いに推移する可能性が示唆されています(A)

現状は77円半ば以下に強い下値抵抗があり、この水準を突き抜けない限りドルのクラッシュは考えにくいといえます(B)
もっとも、ドルが強く反発する地合いにもなく、その意味からも今週は77~78円水準での小動きが予想されます。

Williams%Rを見ても、やや売り優位の水準ではあるものの、反発を見せており、目先方向性の乏しいものとなっています(C)

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