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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/10/1のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間平均足、パラボリック(Parabolic)MACDを表示しています。

昨日は、格下げへの不安感がくすぶっていたスペイン国債の利回りが低下基調となったことを受けてユーロを買い戻す動きが先行しました。
本邦の株式市場が軟調な展開だったものの、欧州株式市場は先週末のスペインの銀行に対するストレステストの結果が危機感を抱くほどの悪い結果ではないとの見方から上昇する展開となり、更にはこの日発表された独・欧の景況感指数が速報値から上方修正され、またイタリアやスペインの指標も予想ほど悪いものではなかった事からユーロは更に買い進まれる展開となりました。
先週末のリスク・オフのムードでユーロが売り込まれた反動もあり、アジア時間から欧州時間まで一貫してユーロの買い戻しが続く動きでした。
ただし、NY時間には全般的に利食いの動きが優勢となり頭打ちとなっています。

テクニカルで見ると、昨日は一方向の動きであり、その転換が複数のテクニカルチャートで確認が出来ます。

まず平均足の陽線への転換が観察でき、NY時間まで陽線が連続することとなっています。
その後、パラボリックの転換とMACDのゴールデンクロスが同時に発生しており、ユーロ買いへの転換が確認される形となっています。

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