2012/9/20のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。 |
昨日のアジア時間のドル/円は、ドルの地合いが弱く、78.20円以下ではストップを巻き込んで下げが加速しました。
ドル売りの主体は前日活発なドル買い・円売りを実施した短期筋といわれ、クロス円でもモデル系ファンドによる円買い戻しが目立ち、豪ドル/円、ユーロ/円ともに1円を超える下げ幅となっています。
海外時間に入ると、米欧中の経済指標がさえないなか、世界経済をめぐる懸念から投資家の間でリスク回避の動きが広がり、ドル/円は介入警戒感もあり、やや値を戻す展開となりました。
テクニカルで見ると、ドルの下落でボリンジャーバンドのロアーバンドにタッチしたもののバンドウォークは発生せず、相場の下落基調に勢いがなかったことが分かります。
また、相場は安値を更新するなか、RSIは切り上がりを見せており、このダイバージェンスは海外市場でのドルの買い戻しを示唆したものといえるでしょう。
提供: FXトレーディングシステムズ
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