2012/9/10のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円は、先週末の米雇用統計後の急落の反動で調整的な動きとなり、膠着した相場展開が続きました。
アジア時間では、78円前半では本邦輸入企業からのドル買いが出てくる一方、上値では79円水準での輸出企業のドル売り意欲もあり、動きが取れない状況といえます。
東京時間の正午方午後3時にかけては、値幅は実に4銭という超小動きにとどまっていました。
海外市場に入ってからも78円台前半での小動きが続き、方向性が見いだしにくくなっています。
この結果、先週の急落で大きく拡大したボリンジャーバンドも、収束を強めており、次に動きへのエネルギーを溜めている状況といえそうです。
もっとも、MACDを見ると昨日の朝方には買い転換しており、その後も一貫してドル買いを示唆する形状となっています。
下値抵抗である78円水準を下抜けない限り、短期的にはドルの戻しが期待できるのかもそれません。
提供: FXトレーディングシステムズ
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