2012/8/23のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。 |
昨日のドル/円は、78円台前半で動きにくい展開が続きました。
前日のニューヨーク市場で79.10円台から78.27円まで急落しており、昨日も上値が重かったものの、前日のニューヨーク時間、議事録を見た後に海外勢のドル/円ロングの投げが出たことで、昨日の東京時間は目立ったフローも観測されず、総じて見れば落ち着いた値動きだったといえるでしょう。
午前7時以降、午後3時までの値幅は上下わずか14銭にとどまりました。
NY時間に入ると「スペインがユーロ圏諸国と全面支援の条件について協議している」との報道からドル売りが優勢となり、またNYダウがマイナス100ドル近い下落となったことで、ドル/円が下落する局面もありました。
もっとも、このドル下落でボリンジャーバンドのロアーバンドにタッチしに行ったもののバンドウォークは発生せず、相場に下抜ける勢いがなかったことが確認できます。
また、欧州安値からNY安値へと相場は水準を切り下げたものの、RSIの底は切り下がっており、ダイバージェンスが起こっていることから、短期的にはドルの反転が期待される状況と言えるかもしれません。
提供: FXトレーディングシステムズ
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