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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/8/17のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のアジア・欧州時間は、上海株式市場が引けにかけて軟調に推移し、欧州株式市場も頭の重たい展開となったためユーロが軟調な動きとなりました。
東京時間に一時1.23ドルを回復したものの維持することが出来ず、じりじりと値を消していきました。
この流れで、ボリンジャーバンドを下方ブレイクしましたが、バンドウォークには繋がらず押し戻されています(A)

この局面をDMIを見ると、ADXの上昇が見られずバンドウォーク形成失敗と整合していることが分かります(B)

続くNY時間では、米国指標がまちまちの結果で気迷いムードが強まったものの、スペインが救済を要請した場合、債券市場に大規模な介入が入る可能性があるとのうわさが伝わり、また、メルケル独首相が「ドラギECB総裁の新型の債券購入案は、独の考えと一致している。」と発言した事もユーロ買い要因となり、ユーロ/ドルは1.23台後半まで上昇する動きとなりました。

この動きでは、上方ブレイクのバンドウィークが形成されていることが確認できます(C)

また、ADXもはっきりと上昇しておりトレンド形成を示唆するものとなっています(D))。

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