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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/8/1のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のユーロ/ドルは、アジア時間に発表された中国の購買担当者指数(PMI)が市場予想を下回ると、リスクオフモードに傾いたことで下押し圧力が強まり、一時1.23ドルを割り込みました。
しかし、その後は、米FOMCの声明文公表を控えて積極的には動きづらく、1.23ドルを挟んだ小動きが続きました(A)

注目のFRBの声明では、経済回復について、失業率を低下させるには遅いペースとの認識を確認し、景気回復を支援するため国債の追加買い入れを行う可能性があることを示唆しました。
しかし、実施されればドルの下げ材料となるQE3(量的緩和第3弾)が打ち出されなかったことから、追加緩和を予想していた一部投資家の期待を裏切ると同時に、ドルを支援する結果となりました。

ユーロ/ドルは、朝方の安値(B)を下抜けると下落が加速する展開で、1.22ドル前半まで下押しています。
また、この動きで、ボリンジャーバンドは拡大し、バンドウォークを示現しています(C)

MACDを見ると、NY時間のスタート時点ですでに先行してユーロ売りに転じていることが分かります(D)

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