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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/7/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円は、東京朝方からドルの上値が重く、じり安の展開となりました。
ドルロングにしていた海外勢の投げが流入したとの指摘もあり、正午過ぎには6月5日以来の安値である78.46円まで下落しました(A)
ボリンジャーバンドを下抜けたものの、アッパーバンドも下落しており、バンドの拡大がないためバンドウォークには至りませんでした。

その後海外市場では、78円台半ばでの小動きが続いています(B)
バーナンキFRB議長の議会証言から、米国の追加緩和への期待がドルの上値を重くしていますが、78円以下では本邦当局による介入への警戒感も強く、動きがとれない状況といえそうです。

MACDを見ると、東京時間に反転の兆しがあったものの騙しに終わっており、買い転換は海外市場まで持ち越されました。
しかし、MACD/シグナルともに大きくゼロ水準を下回っており、相場の上昇力は極めて弱いように見えます(C)

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