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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/4/12のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.2%・0.3%)、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。

ドル/円は81円を挟んで膠着感を強めています。
先週は、一時1時間足での振れが25SMAに対して上下1%もの動きになりましたが、一昨日は0.3%の乖離にとどまり(A・A’)、昨日に至っては0.2%乖離のエンベロープが上下ともに抵抗となっていることが確認できます(B・B’)

相場が方向性を失っていることは、DMIで見てもADXが低水準で右下がりを続けていることでも示唆されています(C)

欧州不安の再燃を受けて世界の株式市場が調整局面に入っており、リスク資産からマネーが退避するリスクオフの動きが強まったことによって相対的に円とドルに資金が流入し、ドル/円自体は動き難くなるという流れとなっているようです。

本日は、東京の朝方に北朝鮮がロケットを発射したとのニュースが伝わってきましたが、ドル/円はほとんど反応していませんでした。

当面は、次の日米の追加金融緩和の動きに焦点が集まりそうです。

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