2012/3/6のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円は、アジア時間には81円半ばが重いながらも下値も維持する展開で81円前半での神経質な動きとなりました(A)。
先週までの大きな円売りの反動で足踏み状態との指摘も出ていました。
欧州市場に入ると、「ギリシャ政府が、ギリシャ債務スワップ参加期限を8日から14日に延長することを検討している」との噂や株式市場の下落を受けて、リスク回避の流れが続き、円が買い戻される動きとなりました。
この動きでバンドウォークが発生し、一気に81円を割り込む展開となりました(B)。
また、ドル下落の動きは、東京昼過ぎにはMACDが先行して示唆していたことが確認できます(C)。
その後81円台を回復する局面もあったものの、ドル/円の上値は重くじりじりと80円半ばまで押し戻される動きとなり、80円台でNYの引けを迎えています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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