2011//31のドル円相場の考察
昨日のユーロ/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日のユーロ/円は、東京時間から欧州時間までじりじりと値を戻す動きとなりました(A)。
特に欧州時間では、ギリシャ政府が民間債務者との間で進めている債務減免協議について、パパデモス首相が週内に合意にこぎつけられるという見通しを示したことで、101円を窺う展開となりました。
しかし、NY市場に入ると消費者信頼感指数が予想を大幅に下回ったこと受けてリスク選好度が低下し、円の買い戻しにつながりました。
この流れで一昨日の安値からの戻しをすべて埋めてしまい、さらに100円を割り込むと下落が加速する動きとなりました。
ただし、ボリンジャーバンドは拡大とともに下方ブレイクとなりましたが、それ以前にバンドの強い収縮がなかったことで明確なバンドウォークには至りませんでした(B)。
DMIを見ても、ユーロ下落時にはADXが下落しており、この間トレンド形成の勢いが弱まったことを示唆しています(C)。
再び100円を割り込んだことで、ユーロ売りに流れが加速してしまうのかどうかが焦点といえそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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