2011/1/19のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円相場は、アジア時間ではこれまでの流れを引き継ぎ76円後半での小動きに終始しました(A)。
しかし海外市場では、フランスとスペイン国債の入札が順調に消化されたことやギリシャ政府の債務スワップ協議が合意に近づいているとの期待感などから欧州債務危機に対する過度の懸念が後退し、またこれを受けて欧米の株価が堅調な推移となったこともあり、為替市場でもリスク回避の巻き戻しの動きが強まりました。
この結果ユーロが大きく買い戻される展開となり、ドル/円も値を上げる動きとなりました。
ドル/円はこの流れで、ボリンジャーバンドの拡大を伴った上方ブレイクアウトとなり、バンドウォークを示現し、77円台を回復しました(B)。
MACDを見ると、バンドウォーク示現前に、アジア時間の小動きを上抜ける長い陽線が出た20時時点で買い転換を示していることが確認できます(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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