2011/1/4のユーロ/ドル相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日の東京市場は、本邦の仕事始めとなるも、未だ休暇中の企業もあり、盛り上がりに欠ける相場展開となりました。
ユーロ/ドルは年初海外市場で値を戻した水準を維持し、1.30ドル前半での小動きに終始していました(A)。
しかし欧州時間になると、スペイン政府が銀行にバランスシートを改善させる計画の一環として欧州連合の救済基金および国際通貨基金(IMF)に融資申請を検討しているとの報道が出てユーロ売りが強まりました。
結局、スペイン政府がこの報道を否定しましたが、ユーロ/ドルは1.29ドル前半まで下落する動きとなりました。
この動きでボリンジャーバンドは拡大を伴って下抜けバンドウォークを示現して、年初の上昇分を失った形となりました(B)。
もっとも、,MACDを見ると東京時間朝方には既にユーロ売りに転換していたことが確認でき、ユーロの上昇が一時的なものであったことが示唆されていたことが分かります(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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