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テクニカルで検証する昨日の相場

年末年始のドル円相場の考察

年末年始のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

昨年末は、ユーロ/円が100円を割り込み10年半ぶりの安値を付ける動きとなりました。
この流れを受けてドル/円も12月のレンジ相場を下抜けてしまい、76円台での取引となっています。

テクニカルで見ると12月30日の急落で一目均衡表の先行スパンの雲をクリアーに下抜けて陰転していることが確認できます(A)

遅行スパンとローソク足の相関を見ると、典型的な逆行の動きとなり、これが急落に結び付いていると言えそうです(B)
この結果、遅行スパンも完全な陰転となっており、ドルの下値不安が高まっていることが分かります。

ただし、現状は11月の安値である76円ミドル付近で止められており、この水準が下値抵抗を形成しているため、ドルの下落はこの水準の突破が必要となります(C)

またWilliams%Rを見ても、現状既に売られ過ぎの水準まで達しており、ここから一気にドルが下値けることは期待しにくいかもしれません(D)

もっとも、週末には米雇用統計を控えており、結果次第では一気にドルの史上最安値を試しに行くリスクもあることには留意しておく必要がありそうです。

提供: FXトレーディングシステムズ
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