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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/12/15のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

ドル/円は方向性のない動きを続けており、既にクリスマス相場に入ってしまったかのような動きとなっています。

昨日の東京時間では、78円前半での極めて狭い範囲での膠着が続きました(A)
材料難のなか、ユーロにも大きな動きが出ないことも相場膠着の要因といえそうです。

欧州時間になると欧州株が反発したことを材料に、リスク回避ポジションの巻き戻しとなり、ドル/円は78円を割り込み、下落する動きとなりました。
ボリンジャーバンドの下方ブレイクが起き、バンドウォークを示現しています(B)
もっとも、その値幅はわずか20銭程度であり、相場に大きなエネルギーがないことを示しているとも言えるでしょう。

NY時間では、米国の経済指標の改善に米国株が上昇しましたが、為替市場委への反応は限定的で、ドル/円も下値を攻めきれなかったために、値を戻す動きとなっています。

RSIを見ると、欧州時間の下げで50を割り込む動きとなりましたが戻りも早く、中立水準を大きく一方向へ抜ける状況にはないことを確認した形となっています(C)

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