2011/12/14のドル円相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
一昨日のユーロ急落で1.30ドル台に突入したユーロ/ドルですが、昨日の東京時間は、その急落の反動もあり、小動きに終始しました(A)。
ユーロは依然頭の重い展開でしたが、1.30ドル水準にあるオプションバリアーにより下値が支えられたとの指摘もありました。
しかし、欧州時間に入るとイタリア5年債入札がユーロ導入以来最高利回りに達した事で、10年債利回りも財政運営の危機水準とされる7%を再び上回り、リスク回避の流れが再び強まることとなりました。
その結果、ユーロ/ドルは1.3ドルを割り込みストップを巻き込み下落、一時1月以来の安値である1.2960ドル水準まで下押しする動きとなりました(B)。
ただし、一昨日の大きなバンドウォークの後ということもあり、相場エネルギーは蓄積されていなかったようで、バンドウォークには発展せず、下攻めも短時間に止まりました。
DMIを見ると、ADXが40を上回る水準で右肩上がりとなっており、ユーロの下落トレンドが継続していることを示しています(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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