2011/11/1のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
月曜日の日銀による市場介入でドル/円は大きく上昇し、その後は昨日は78円水準での膠着が続いています。
チャートを見ると、介入がテクニカルを無効にしていることがよくわかります。
ボリンジャーバンドは介入時にバンドウォークしているとはいえ、瞬間的に撥ね上がっているためトレードには利用できない状況でした。
その後は介入によって大きく拡張したバンドが閉じていく動きとなるだけで、なにも指示してはくれません。
昨日は、バンドが非常に収縮してはいるものの、次への動きを示唆するものとはなっていないことが分かります。
MACDも介入時の上昇が大きすぎるために、前後の動きが呑みこまれてしまい、現状はこの急上昇を消化しているにすぎません。
チャートは相場のすべてを織り込んでいるとはいえ、人為的な介入での急変動は相場の連続性を断ち切ってしまうために、テクニカル分析はこのような時には有効なサインを出すことが難しくなることが確認できます。
提供: FXトレーディングシステムズ
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