2011/7/6のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日は、東京の朝方こそ81円台を維持していたもののドル売り意欲は強く、じりじりとドルが下落する展開となりました。
欧州時間にドルが値を戻す局面もありましたが、ISM非製造業景況感指数が予想を下回る数字となったことを受けて再び80円台半ばまで下落する動きとなりました。
その後は、方向感なく80円台後半での取引が続いています。
テクニカルには、東京午前中は81円台前半の小動きが確認できますが(A)、MACDを見ると既にドル売りへと転換していたことが分かります(B)。
81円を割り込むとドル売りが加速し、バンドウィークを示現しています(C)。
もっとも、このバンドウィークも力強さはなく、通常パターンの4時間ほどで終わっており、ドル売り圧力も大きくないことが示唆されています。
その後は、調整のドルの戻しで81円台を回復しましたが、ISM非製造業景況感指数を受けたドル売りに再び押し戻されています。
この動きでボリンジャーバンドのロアーバンドにタッチしていますが、今度はバンドウィークには至らず下値抵抗となってしまっています(D)。
東京時間のドル売り以降は方向感がなくなっていますが、この動きはMACDが交差を繰り返していることでも確認できます(E)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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