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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/7/5のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

月曜日の米国市場が独立記念日で休場であったため、昨日が米国の週明けとなりました。
中国の利上げに対する懸念などからユーロなどの主要通貨が頭の重たい値動きとなったこと受け、主要通貨に対するドル買いのバイアスが強まり、更には日本生命の海外投資のニュースも材料視されてドル/円は堅調な足取りの展開となりました。

テクニカルには、先行スパンの捩じれによる雲の下限が切り上がった隙間をついてドルが上昇していることが確認できます(A)
ただし、これは捩じれにより一時的に下限が持ち上がっているため、今後は雲が切り下がってくることとなり、雲の厚みから見ると上値抵抗は強くなるものと思われます。

また、遅行スパンを見ると、本日から再びドルが下に引かれる力が強くなるように見えます(B)
特に週末の下押し圧力が強くなるものと思われ、この日は米雇用統計があるため、その結果如何によっては波乱が起きるかもしれません。

Williams%Rはもう一段の上昇の可能性も残っているものの、水準で気には既に買われ過ぎに近くなっており、反落には注意が必要なことが分かります(C)

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