TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2011/6/13のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2011/6/13のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、エンベロープ(25SMA±0.3%・0.5%)、DMIを表示しています。

昨日は、東京朝方はドルが値を戻す動きが継続しました。
先週末に80円割れを試したドル/円のショートカバー的な動きであったと言えます。
80円前半からじりじりと値を上げ、80円後半まで上昇しています。
ただし、80円後半は先週からの上値抵抗であり、この水準で上昇を止められています。

この上昇で0.5%乖離のエンベロープのアッパーラインをタッチしていることが分かります(A)
その後はじりじりと値を下げる展開で、海外市場では完全に行って来いとなり80円前半まで軟化しています。
ただし、この局面でも下値は0.3%乖離のエンベロープのロアーラインにとどまっており、下押し方向の力はそれほど強くないものと考えられます(B)

DMIを見ると、朝方のドル上昇局面では、ADXが上昇していることが確認できます(C)
また、その後のドルの下落局面ではADXが低下しています(D)
この点から考えると、現状ではドルの上昇がトレンドであり、ドルの下落が調整である可能性が高いように思われます。

ただし、ドル上昇のトレンドが明確になるためには、80円後半の上値抵抗をしっかりと抜いていく必要があるでしょう。

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとDMIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ