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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/6/14のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACD</を表示しています。

昨日の東京市場では、ドル/円の下値が堅く、ドルはじりじりと値を戻す展開となりました。
日銀金融政策決定会合で、新規貸出枠を設定したことも円売り材料とされ、80円半ばまで値を戻しました(A)
ただし、この上昇でボリンジャーバンドのアッパーバンドにタッチしていますが、バンドの拡大はなく、上昇力も限られたものであったことが分かります。

その後、中国が預金準備率を引き上げると発表したことで円の買い戻しが入り、再び80円前半まで引き戻されています(B)
もっとも、このときも下値はしっかりとしており80円割れを試す動きには至っていません。

海外市場に入ると米国の小売り売り上げが予想よりも良かったことを好感してドルが上昇しました。
米国株も上昇したことでリスク回避的な動きの巻き戻しとなり、ドル/円も80円半ばを突破しています。
この動きで、ボリンジャーバンドはバンドウォークを示現していますが、滞空時間は短く、80円後半の上値抵抗を再び意識する動きとなっています(C)

MACDをみると、欧州時間のドル下落時に一時陰転しましたが、すぐに反発しており、基調としてドル買いが続いていたことが確認できます(D)

提供: FXトレーディングシステムズ
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