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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/6/10のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams%Rを表示しています。

先週は、先々週末のドルの下落を受けて、ドル/円は上値の重い動きを続けました。
80円後半が重く、80円前半での動きが続くなか、何度が80円割れの下値を試しています。
ただし、80円を割れたものの滞空時間は短く下値も堅いイメージとなっています(A)

テクニカルには、一目均衡表の遅行スパンが注目されます。
ここのところ続いていた、ローソク足と遅行スパンの順行の動きが継続しており、今週以降はドルの戻りが期待できる形状となっています(B)

今週ドル/円の戻りが示現した場合、上値抵抗として先行スパンの雲がかぶってきていることには留意が必要でしょう(C)
現在、雲の下限が80.90円水準にあり、このレベルを抜けても、雲の上限が81円前半に控えています。
雲をクリアーに抜けていくことが、ドルがしっかりとした戻り基調に入るための条件といえそうです。

Williams%Rは先週に価格の上昇と共に水準を切り上げていますが、現状では中立水準のとどまっており、明確な方向性を見出すことは難しいものといえます(D)

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