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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/5/10のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日は、一昨日のギリシャ格下げを受けてリスク回避的な円高でのスタートとなりましたが、その後ギリシャ政府高官から「来月約600億ユーロの新たな支援策がまとまる見通し」とコメントされたことで、新たな支援策が纏まるとの期待感から、円の売り戻しが強まりました。
この流れでのドル上昇では、サポートラインA が下値を支えており、しっかりとしたトレンドが確認できます。

欧州市場で一ドンのドル上昇となりましたが、ボリンジャーバンドは拡大をせず、アッパーバンドが上値抵抗となりました(B)
この動きからは、現在のドル上昇が上昇トレンドへの回帰というよりは、一昨日の円高に対する調整の可能性が示唆されていると言えるでしょう。

RSIはローソク足と同様に右上がりを示しており、また50%水準を上抜けてきていることから、目先もう一段のドルの上昇余地を示しているものと考えられます(C)

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