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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/09/08のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(21時間SMA±0.5%)、MACDを表示しています。

昨日東京時間のドル/円は、83円台後半で上値の重い展開が続きました。

東京株式市場が軟調に推移したこともリスク回避の円高につながったといえます。

83.50円のオプションをヒットすると、円高が一段と進み83.34円を付ける展開となりました(A)

しかし、下値はエンベロープ下限で支えられて反発に転じています(B)

その後、小沢前民主党幹事長が「単独介入が効果あがらないのは事実だが、それぐらいの覚悟で当局は対応すべき」と日本単独でも介入するべきと強調した発言やその他政府要人の円高けん制発言が続いたことでドル/円は84円水準まで値を戻す動きとなりました(C)

このドルの戻りの過程では、日銀によるレート・チェックも行われていたようで、これもドルの買い戻しを誘ったとの話もありました。

MACDを見ると、ドルの下攻めの局面で陰転しているものの、その後すぐに陽転する動きとなっています。

低位での買い転換であり、調整のドルの戻りを先行して示唆するものといえます(D)

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