2010/04/21のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間ローソク足、ボリンジャーバンド、DMIを表示しています。 |
昨日は、一昨日のドル上昇後の足踏み相場となりました。
上値は93円ミドルに上値抵抗が出来ており(A)、下値は92円ハイで支えられています(B)。
ボリンジャーバンドも横ばいであり、方向感のない狭いレンジ相場であったことが確認できます。
また、DMIをみると、ADXが右下がりを続けておりトレンドがないこと、+DIと-DIが収束していることで一方向の動きが期待できないことが示唆されています。
目先は上値抵抗(A)と下値抵抗(B)のどちらを抜けるかが注目となりますが、下抜けてしまった場合は、ネックラインを割り込んでトリプルトップが完成されてしまうことには留意が必要でしょう(D)。
【テクニカル一口解説】
1. トリプルトップ
トリプルトップは、リバーサルパターン(反転パターン)の一つです。
二番目の山が大きい場合のヘッド・アンド・ショルダーや、三つの山ではなく二つの山を形成するダブルトップなどと同様に相場の天井圏に出て反落の可能性を示唆するパターンとなります。
山を形成する谷の底を結んだラインをネックラインといい、これを下抜けることでこのパターンが完成されます。
提供: FXトレーディングシステムズ
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