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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/3/15のドル円相場の考察

先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/03/11)(PDF)

●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、東京朝方から仲値公示にかけてじりじりと上昇し、
111円90銭の高値を付けました。

年度末を控えた実需に加え、
国内投資家がドル買いの水準を切り上げてきたとの指摘もあります。
しかし、正午過ぎにロシアのタス通信が、北朝鮮の崔外務次官が
北朝鮮は米国との核協議を停止することを検討していると述べたと伝えたことから
ドル売りが優勢となり、111円49銭まで反落しました。

この上下動で、ボリンジャーバンドに上下ともにタッチしに行ったものの、
バンドの拡大は起きず、方向感のない動きとなっています。
ただし、MACDを見るとこの反落で買い転換の騙しが出ており、
その後のドル下落を示唆する形となっていました。

東京午後から欧州時間にかけては、
111円70銭水準を中心とした小動きが続きました。

NY時間に入ると、3月のニューヨーク連銀製造業景況指数は
市場予想に反して前月から急低下し、2月の米鉱工業生産指数も
予想を下回ったことからドル売りが強まり、一時111円38銭の安値を付けました。
しかし、米国株が堅調な動きを続けたことで、ドルの下目も堅く、
NY引けにかけては111円50銭前後での保ち合いが続きました。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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