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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/3/13のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/03/11)(PDF)

●デイリーレポート
3月13日のドル/円相場も、111円前半で小動きが続きました。
東京から欧州時間では、111円20~30銭を中心とした方向感のない動きが続きました。

NY序盤には111円47銭まで値を戻す動きもあったものの、米国の2月生産者物価指数(PPI)が
予想を下回ったため、米債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となり反落、
その後トランプ大統領が米中貿易協定で合意を急がない姿勢を示したことから
貿易交渉の先行き不透明感が意識されドル売りが加速し、
一時111円01銭と111円割れを試す動きとなりました。

しかし、111円を割れることができず111円台を維持したことでドルの買い戻しが強まり、
NY引けにかけては111円20銭水準まで値を戻しています。

テクニカルで見てもNY時間の111円割れ時の局面では、
ボリンジャーバンドの下抜けとバンドの拡大が発生し、
バンドウォークの動きが期待されたものの、ドルの反転も早く
トレンド発生には至らなかったことがわかります。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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