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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/10/31のドル円相場の考察

10月31日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/10/29)(PDF)

●デイリーレポート
10月30日のドル/円相場は、東京時間では朝方から月末取引に伴うドル買い需要が高く、
じりじりと上昇する動きで、一時113円34銭の高値を付けました。

その後欧州からNY序盤にかけては113円前半での小動きが続いたものの、NY序盤に発表された
10月のADP全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数が市場予想を上回り、
また、7~9月期の米雇用コスト指数も4~6月期から伸びが加速しました。

さらに、賃金の上昇傾向を示したことでドル買いが優勢となり113円39銭まで上昇しました。

この上昇で価格は東京時間の上値を抜けましたが、RSIを見ると切り下がっており、
上昇力の衰えが示され、その後のドル反落の可能性を示唆していました。
またMACDを見ると、東京午後には売り転換していたことが分かります。

ドル買いが一巡すると、明日金曜日の米雇用統計を見極めたいとして持ち高調整の動きが強ま
り113円を割れる動きとなりました。

今週に入って111円台から113円台まで上昇してきており、利食い圧力が強まったと指摘されています。

NY終盤にかけては112円81銭まで反落し、113円手前水準でNYを引けています。

※チャートはドル円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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