2018/6/26のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/06/18)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、前日の海外市場で110円台の重さを確認したことで
ドルの上値が重くなり、東京朝方からじりじり下落し、一時109円37銭の安値を付けました。
しかし、欧州勢が参入してくる時間になると、
ドルのショートカバーが先行する動きで109円80銭水準まで値を戻しました。
この動きのなか、一時売り転換していたMACDがすぐに買い再転換しており、
その後の海外時間でのドルの戻りを示唆する形となっていました。
NY時間に入ると、前日大幅安だった米国株式が反発したことや
WTI原油がほぼ1カ月ぶりに節目の1バレル70ドルを回復したことなどを受け、
ドル買戻しが進み110円台を回復、一時110円22銭まで上昇しました。
この動きでは、弱いながらボリンジャーバンドでバンドウォークの形成が見られました。
ただし、この水準は200日移動平均のある水準であり、上値を抑えられる形となり、
110円ちょうど近辺まで押し戻されてNYを引けています。
110円台を回復したものの、米中貿易戦争への件はドルの上値を抑える要因として
根強く残っており、新たな材料なしの上値を追っていくことは難しいと思われます。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
提供: FXブロードネット
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