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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/5/16のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/05/14)(PDF)

●デイリーレポート
5月16日のドル/円相場は、110円台前半での小動きとなりました。
東京時間に北朝鮮国営の朝鮮中央通信が、米政府が北朝鮮の
核プログラム放棄を一方的に主張し続けるならば、北朝鮮は
米国との首脳会談開催を再考するかもしれないと伝えましたが、
市場は目立った反応を示しませんでした。
また、朝方に発表された1-3月期実質国内総生産(GDP)は前期比マイナス0.2 %、
年率マイナス0.6%と9四半期ぶりにマイナスとなったものの、
これも市場への影響はほとんどありませんでした。

海外時間でも110円前半での動きが続きました。
NY朝方に発表された4月の米住宅着工件数が予想を下回り、
ドル売りが優勢となっても下値は110円04銭までで110円台を維持し、
その後米10年債利回りが3.10%と6年10カ月ぶりの水準まで
上昇しても高値は110円40銭にとどまっています。

テクニカルで見ても、ボリンジャーバンドがバンド幅を縮め横ばいとなる中、
このバンドが上下の抵抗となっており、明確な方向性を見出しにくい形です。
日足で見ると200日移動平均を上抜けてきており、ドルの一段の上昇が期待されるところですが、
このまま111円台がイメージできるような力強さは見受けられません。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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