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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/6/9のドル円相場の考察

先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/06/05)(PDF)

●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、東京時間朝方に英総選挙投票終了後の
出口調査で、保守党の獲得議席が過半数には届かない見込みと
伝わったことを受け、一時109円72銭まで下押ししました。
しかし、その後はコミー前米FBI長官の議会証言が無難に通過したとの見方から
リスク警戒が後退し、ドルはじりじりと値を戻し110円台を回復しました。

MACDも東京昼前には買い転換しており、
その後の上昇を示唆する形となっていました。

海外時間に入ってもドルは底堅い足取りを続け、
NY時間には一時110円81銭まで上昇しました。
しかし、NASDAQが2%超安まで下落し、
NYダウも一時マイナス圏まで下落したことを嫌気して
110円前半に押し戻されてNYを引けています。

今週は、13、14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されています。
今回のFOMCでの利上げは確実視されており、焦点は今後乗り上げ見通しと
バランスシート縮小に対する言及と見られています。
FOMCまではやや手控えムードの強い相場が続くことが予想されます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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