2017/2/15のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/2/13)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間から欧州時間にかけて
緩やかにドルが上昇する動きが続きました。
新たな材料がない中、前日のイエレン米FRB議長発言を受けた
ドル堅調ムードが続いていたと指摘されます。
NY時間に入ると、1月の米小売売上高が前月比0.4%増と
市場予想を上回り、前月分は同1.0%増へと大きく上方修正され、
2月のNY連銀製造業景況指数が18.7、1月の米CPIが前年比+2.5%と、
両者ともに市場予想を上回ったことでドル買い圧力が強まり、
一時114円95銭の高値をつけました。
この上昇でボリンジャーバンドを上抜けたもののバンドウォークには繋がらず、
上昇力に強さがなかったことが示唆されています。
そのご、115円を抜けきれなかったことから、
利食いのドル売りが持ち込まれドルは反落し、
一時114円を割り込むまで押し戻されてしまいました。
相場の反転により、今度はボリンジャーバンドの下抜けとなりましたが、
これも一過性の動きにとどまっています。
昨日の動きにより、目先は115円水準が重いことが確認されており、
本日は114円台を維持できるかが注目されます。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
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