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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/2/13のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/2/13)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、週明けの東京市場で日米首脳会談の
結果を好感したドル買いが先行し114円17銭まで上昇しました。

この上昇では、ボリンジャーバンドを上抜けましたが
バンドウォークは形成されず一過性の上昇に終わっています。

その後は、113円台後半で方向感のない動きが続き、
NY市場でトランプ米政権の大幅減税に期待したドル買いにより、
再度114円を上抜けたものの勢いはなく、NY午後にトランプ米大統領が
カナダのトルドー首相との会合で、「近い将来、貿易に関して綿密に取り組む」
「貿易に関して新たなことが起こる」と発言したことを受けて
懸念が再燃し113円56銭まで反落しました。

昨日は、米国で主だった経済指標の発表がなく材料難のなか、
米国株は続伸となり、米景気の先行き期待の根強さを示したことで
ドルの下値は底堅く推移しました。

しかし、テクニカルで見ると、MACDとシグナルが交錯しながらも
右下がりとなっており、ドルの上値の重さを感じる形となっています。
また、ボリンジャーバンドも収束しつつあり、本日の東京市場では
昨日同様113円台後半での方向感のない動きが続きそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

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