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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/12/10のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間では前日のドル急落の
反動もあり、ドルのショートカバーが先行する動きとなりました。
ドル/円は一時121円75銭まで上昇したものの、日経平均が
下落するのをにらみながら、リスク回避の動きが継続し、
戻りの鈍い動きが続きました。

海外時間に入ると、米国の週次新規失業保険申請件数が予想を
上回ったことを嫌ったドル売りが一時強まり121円25銭まで下落しましたが、
その後、株式相場の上昇で安心感が広がり、来週のFOMCでの利上げが
再び意識されるようになって121円67銭まで値を戻して引けています。

テクニカルで見ると、昨日は一昨日の急落の調整の動きであったことがわかります。
ボリンジャーバンドは一昨日の急拡大から一転して急速に縮まっており、
そのバンドの中に相場が納まって動いています。

RSIも昨日の午前はドルのショートカバーを裏付けるように上昇して
いましたが、海外時間では中立水準での横ばいとなってきています。

原油価格の下落が米国の継続的な金融引き締めに
影響を与える可能性が懸念されており、本日も原油相場と
株式相場をにらみながら神経質な取引が続きそうです。

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