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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/9/1のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、朝方に高値121円26銭をつけた後、
午前10時から発表された8月の中国PMIなどが発表されるなか120円後半を
保っていましたが、上海株のほか日経平均や米国株先物が下げ幅を広げ、
徐々にリスク回避のセンチメントが広がり、円買いが優勢となりました。
さらに、後場に入って日経平均株価がじり安となり、大引け間際には
700円超安まで下落すると、東京引け後には120円を割り込む動きとなりました。

この一連の流れでボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークが確認できます。

さらに、NY時間に入ると米国の8月ISM製造業景況指数がほぼ2年ぶりの低水準となり、
それを受けて、世界経済の鈍化懸念が広がり、米国債券利回り低下に伴うドル売りと
リスク回避の円買いが加速し、一時119円25銭まで下落しました。

ボリンジャーバンドのバンドウォークはロンドン時間に終了していたものの、
ドルの反発には至らず、安値圏での推移が続いていました。

また、MACDを見ても、一昨日に売り転換して以降、
一貫して売りサインを続けており、昨日買い転換への挑戦がすべて失敗に
終わっていることからドルの軟調な地合が続いているものといえそうです。

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