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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/9/2のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、朝方に119円前半まで下押ししたものの、
機関投資家や短期投機筋主体の取引で、 仲値に向けて120円半ばまで強含みました。
その後、正午に向けてじりじり下げ、119円後半まで押し戻されましたが、
そこで下げ止まり、120円台を回復し120円前半で推移しました。
東京引けに向け、プラス圏に浮上していた日経平均が再びマイナス圏に沈むと、
ドルの上値も重くなり、再び119円後半に下げました。
市場では株高以外にドル買い材料がないなか、週末の米雇用統計を控えて
方向性が出にくく、120円を挟んだ動きが続いているとの指摘がありました。

海外市場では、8月の米ADP全米雇用報告で民間部門雇用者数が
堅調な伸びを維持し、米連邦準備理事会(FRB)の9月利上げ観測を後押しする
内容だったことからドル買いが持ち込まれ120円を回復して引けています。

テクニカルで見ても、ボリンジャーバンドのなかでの動きに
終始しており、明確な方向性はありません。

MACDが昨日買い転換してから買いサインを続けており、
短期的にはドル買戻しの流れにあるように見えますが、
米雇用統計を見極めるまでは動きにくい相場が続きそうです。

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