2015/8/3のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。
昨日のドル/円相場は、アジア時間は前週末のドル下落の
反動もあり底堅く推移し124円台を回復しました。
ただし、株式市場が軟調だったこともあり上値も限定的で
力強さに欠ける動きとなりました。
このドル上昇でRSIは70水準まで上昇したものの、
ボリンジャーバンドのアッパーバンドにまでは届かず、
また前週末の急落前の水準までも戻らなかったことが上値の重さを示唆しています。
NY時間に入ると、米供給管理協会(ISM)発表の7月製造業景気指数が
52.7と6月の53.5 から低下し、市場予想の53.5も下回ったことや、
6月の米消費支出は4ヶ月ぶりの低い伸びとなる前月比0.2%増だったことを嫌気し、
ドルは124円を割れ123円87銭まで下押ししました。
もっとも、この下落でもボリンジャーバンドのロアーバンドの達せず、
RSIも中立水準まで戻っただけであり、明確な方向性は見られないといえそうです。
週末の米雇用統計までは一進一退の動きが続くとの見方が強まっています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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