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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/7/29のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控え、
様子見姿勢が強いなか、株価にらみの展開となり、方向感のない動きとなりました。
実需のドル買いに下支えられていたものの、プラス圏で始まった日経平均株価がマイナス圏に
沈んだ上、中国株も上昇力を欠いたため、仲値通過後に123円30銭水準まで弱含みました。
もっとも、午後にかけては株価が下げ幅を縮め、ドル/円も123円半ばまで値を戻しました。

注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明では、
次回会合での利上げのヒントが示されなかったため、いったんドル売りが強まりましたが、
景気や雇用への判断が引き上げられたことを受けて、早ければ9月にも利上げが行われるという
一部の見方が後押しされ、ドル買いが再燃し124円を回復しました。

テクニカルを見ると、NY午後にボリンジャーバンドの上抜けとバンドウォークが
観察されますが、ロアーバンドが乱れており、きれいな形とは言えず、
単純にドル買いという流れとは言い難いものとなっています。

RSIも昨日から上下に振り回される形となっており、明確な方向性を見出しにくいものとなっています。

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