2015/3/24のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。
昨日のドル/円相場は、アジアから欧州時間に
かけては、じりじりと値を消す動きが続きました。
海外利益の本国送金(リパトリ)など季節的な
要因や、前日の要人発言の余韻もあり、
上値の重さが意識される展開となりました。
またインターバンクや機関投資家は、期末、
年度末を目前に控え余分な取引はせず、
ポジションをスクエアにしていると指摘されます。
この流れでボリンジャーバンドのロアーバンドの絡みながら
119円22銭まで下落しましたが、緩やかな下落であり
明確なバンドウォークにはいたりませんでした。
また、この間は価格が下落していたものの、RSIは下値を切り上げて
おり、その後のドル上昇を事前に示唆していたことがわかります。
NY時間に入ると、米2月消費者物価指数(CPI)が予想を
上振れたほか、米2月新築住宅販売件数が2008年2月以降
7年ぶりで最高となったためドルが買い戻される動きとなり
119円98銭まで反発し、119円後半でNYを引けています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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