2015/3/25のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
昨日のドル/円相場は、119円台で方向感のない動きが続きました。
アジアから欧州時間へかけては、119円台後半で小動きが続き、新たなきっかけを待つ展開でした。
NY時間に入ると、ドル売り圧力が強まり、また米2月耐久財受注が予想外に減少したため
米国の利上げ先送り観測が強まりドル売りが加速、119円23銭の安値をつけました。
この動きで、ボリンジャーバンドを下抜けましたが、バンドウォークは発生せず、一過性の動きに終わっています。
その後は、5年債入札で需要が2009年来の低水準に落ち込んだ低調な結果を受けて
米国債券利回りが上昇に転じたため、これに伴いドル買いも再燃し、119円65銭まで反発して引けています。
マーケットでは、本邦勢が期末を意識し動きにくくドル/円は方向感のない動きが続いています。
来週の米雇用統計も控えていることから、目先大きな動きは期待できないのかもしれません。
提供: FXトレーディングシステムズ
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